Interview Series 『扉をあけたら』 - Prologue –
∴chimugusuiをはじめて15年。からだにまなざしを向けることで、生き方まで変わる生徒さんにたくさん出会ってきました。
一人ひとりの変容に立ち会うたび、胸がいっぱいになります。はじめは偶然だと思っていたけれど、何人もの変化を目の当たりにし、今では、これはきっと自然の摂理なんだと受け止めています。
その物語を紐解くことで、∴chimugusuiが大事にしている魂の部分を伝えられるのではと考え、この連載をはじめることにしました。
想いに寄り添い形にしてくれるのは、アドバンスクラスまで修了し、ご自身も変容を体験された七緒さんです。本質を捉えながら、物事の間まで丁寧にすくう筆致、光や湿度を纏う写真。美しい表現で生徒さんの物語を届けてもらえること、心からうれしく思います。
∴chimugusui 主宰 / 鈴木七重
∴chimugusuiで植物療法を学んだことを機に、心地よい方へ人生が変化していきました。不調改善もそうですが、一番は「私のままで、パーフェクト」という安堵で満たされたこと。がむしゃらに頑張り続けてきた私にとって、これ以上ないギフトでした。
出産、移住、肩書の変化…受講後、さまざまな人生の節目を迎え、以前は想像もしなかった清々しい自分に近づいています。それは理想を追うというより、本来の自分自身に還っていく感覚。もちろん日々揺らぎながら。
そんな変容が全国の生徒さんに起きており「私たちの世界は奇跡に満ちているんだよ」と七重さんは話します。一人ひとりのリアルで美しい物語。ゆるやかに読み進めてみてくださいね。
写真と文 / 七緒