新月の夜に∴chimugusuiが配信する「shingetsu journal」
植物に触れて感じる安堵や心地よさ。それは遥か昔から紡がれてきた植物との関係にあるのかもしれません。
【植物との関係】
幼い頃、誰に教わるでもなく草花を摘んで遊んだり、水に浮かべてその鮮やかさに心をときめかせたように、昔の人たちは植物に触れるということが、自然と営みの中に溶け込んでいたのではないでしょうか。
今でこそ化学や薬に頼るようになってしまったけれど、祖父母の世代くらいまでは、自然のものを薬として使うのが当たり前だったように感じます。
火傷をしたらアロエを塗ったり、ヨモギやドクダミで体調を整えていたように、植物を使った暮らしの知恵が伝承され、身についていたのでしょう。
火傷をしたらアロエを塗ったり、ヨモギやドクダミで体調を整えていたように、植物を使った暮らしの知恵が伝承され、身についていたのでしょう。
私たちが今、植物に触れた時に感じるこの満たされた心地よさは、新たに植物を取り入れて心とからだが改善したのではなく、忘れかけていた植物との関係を取り戻し、あるべき姿へと戻っていく安心感なのではないかと、そう思うのです。
今回のshingetsu journalでは、夏におすすめしたいフレッシュハーブを使ったケアの方法をご紹介します。
植物に触れて、心地よく夏の日々をお過ごしください。